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詩
明方の月
明方の月
「夜明け前が一番暗い」
根拠の無い言葉に縋って
昇るのかも知れない太陽をずっと待っている
本当の暗さも
本当の光も
知ったフリしか出来なかった
背伸びして
電球の明かりで満足していた
光が欲しい
輝ける存在になりたい
一人では無理な
ちっぽけな存在なら
優しさの光を浴びて
輝ける月になろう
太陽の光を
昏い地上に届けよう
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