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詩
無我私中
無我私中
どいつもこいつも
ちっぽけな自分を誰かに解らせたくて
無数の言葉を吐く
滑稽意外の何物でもない
少し静かにしてくれないか
全く残念な事に
その言葉の一割も
相手には伝わってねぇんだ
そいつも自分の事だけで精一杯だから
例え伝わったとしても
その軽薄な言葉に
“自分”は収まるのか?
人間はそこまで単純じゃねぇだろう
俺の何を知っている?
お前の事など何も知らない
一重の我を持たぬ故に
孤独な生き物
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