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「っあん!」
甘い喘ぎがぷっくりと、先程の口付けでてらてらと光る唇から発せられる。
そのまま、ねっとりと腰を回し、ひなたの感じる場所を探す。
ずりゅ、ぐちゅ、くちゅ、ずちゅ。
ひなたの表情や内部の蠢きを読み取りながら、徐々に反応の良い場所を中心に激しく腰を打ち付けだす。
次第に激しさを増す腰遣いに、組敷いているひなたは快感に悶え、身体をくねらせる。
結合部からは先走りが泡立ち、卑猥な音を響かせる。
ぱちゅん!ばちゅん!ばちゅん!ばちゅん!
水音と、激しく肉と肉とがぶつかる音。
ぐじゅぐじゅと互いの体液が混じり、弾ける。
パン!パン!パン!パン!パン!パン!
止まらない欲望に互いに腰を振りたくり、快感を高めていく。
ひなたの身体を起こし、胡座をかいた自身の上に打下ろすと、そのまま激しく下から突き上げた。
幼い身体は、下からの激しい打ち上げ毎に尖端が抜ける程身体が持ち上がり、ガッチリと掴まれた腰を思いっきり男根に振り下ろされる。
ひなたの身体は夏樹の上で踊るように跳ね、跳ねては重力と共に男根を胎内に納める。
ぐちゅん!ぐちゅん!ぐちゅん!
信じられない奥深くまで大きな肉棒で抉られ、張った亀頭で最も感じる場所をゴリゴリと抉られる。
それを何度も高速で繰り返され、ひなたは蕩けきった顔で必死になつきの胸にしがみ付いていた。
「ああぁっ、ぁあん、ぁん、ぁんっ!ぁんっ!ぁん!ぁんっ!」
甘い声をひっきりなしに漏らし、厚い胸板に舌を這わせる。
ぺろぺろと夏樹の肌を舐めながらも恍惚とした表情で内部の兄を締付ける。
まだ精通していないひなたは大量の先走りを自身から垂らすものの、空イキを繰り返すばかりで、果てしないオーガズムを感じていた。
夏樹は自分の欲望で感じきっているひなたに満たされるモノを感じ、蕩けた表情で自分を見上げる美しい弟の中に欲望を抑える事なく吐き出した。
どびゅびゅびゅびゅるうるるるーーーー!!!!
長く続いた射精はひなたの腸壁を重力に逆い伝う。
「ふぁ…あちゅぃ…。」
その熱さにすら感じ、びくびくと震えるひなたを抱き締めながら、出して尚固い己に苦笑する。
「ひなた、もう一回いいか?」
問いながらも、腰はゆらゆらと先程吐き出した精液をひなたの中に擦り付けている。
「っん、なっちゃ、もっと…もっと、ひなにちょーだい。」
甘い声で、溶けきった表情で微笑むひなたは、夏樹の腰遣いに併せ、ゆっくりと腰を振りだした。
夏樹は汗で張り付いた髪をそっと掻き分け、優しく微笑むと、再び肉欲の中へと身を委ねた。
END
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