ふたなり ふたなり(二成、双成、二形)は一つのものが二つの形状を持つことをいい、 特に一人で男性と女性の性器を兼ね備えた、いわゆる両性具有、半陰陽を指す。 半陰陽の意味では、はにわり(半月)とも。 概要 古来の日本においては半陰陽という二極に分類できない第三の性という概念で使用されてきた。 ただし、平安時代後期に書かれた病草子には「二形」という題で男性の占い師が半陰陽だったという話が描かれている。 半陰陽の形態としてのそれは両方の性器を持った存在を表すものであり、 狭義には(特にサブカルチャー・オタク的文脈において)卵巣を持ち、外性器が男性形である女性半陰陽を指すことが多い。 「ふたなり」と「在原業平」を合わせた、 「ふたなりひら」という言葉もあり、 半陰陽の意味のほかに女性のように美しい男性のことを指す。 [*前へ][次へ#] [戻る] |