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SF小説
SFだと3つ以上の性別を持つ宇宙人というのが比較的よく出てくるが、
ジェンダーをメインテーマとしているものは、あまり多くない。

【色々な性別】
万物理論 (創元SF文庫)(文庫)著 グレッグ・イーガン山岸 真
東京創元社

《男性/女性/汎性/転男性/転女性/強化男性/強化女性/微化男性/微化女性
と9つのジェンダーが出てくるSF小説。
中性・無性を表す「汎性」っていう翻訳が良い。
原文英語だがshe/heではなくve。専用の代名詞まである。
勿論フィクション》

【無性】
闇の左手 (ハヤカワ文庫 SF (252))(文庫)著 アーシュラ・K・ル・グィンUrsula K. Le Guin,
早川書房

《SF。性別がなく生まれた子供と世界の話》

ヴィーナス・プラスX (未来の文学)/シオドア・スタージョン

内容(「MARC」データベースより)男が目を覚ましたのは、謎の世界レダム。そこでは荒唐無稽な建物がそびえ立ち、奇天烈な服を着た「男でも女でもない」人々が闊歩していた…。再評価著しい異色作家スタージョンによる幻のジェンダー/ユートピアSFの傑作。


沼地のある森を抜けて/梨木 香歩
男の性も女の性も選ばない。
佐藤弓生(歌人)|ジェンダーSF研究会より。
【中性】
ファイナルジェンダー―神々の翼に乗って〈上〉<下>/ジェイムズ・アラン ガードナー(ハヤカワ文庫SF)


内容(「BOOK」データベースより)

神々の手によって毎年、性転換が行なわれるトバー入江。人々は20歳で『最終性選択』を行なうまでに、どちらの性を選ぶか決めるのだ。

今年、少年フリンは選択を前に悩んでいた。男か、女か?そして『最終性選択』前夜、彼の前に現われた謎の他所者は、男でも女でもない『中性』だった!入江には騒動が巻き起こり、フリンは彼の運命を大きく変える冒険に乗りだすことになる。
俊英のユニークな発想が冴えわたる傑作SF。

【両性】
ゼウスの檻/上田早夕里


出版社からのコメント

宇宙居住区の開発に乗り出した人類は、月面、火星さらには木星へと計画を推し進めていた。
中でも木星には、“ラウンド”と呼ばれる人々が、宇宙開発が人体に及ぼす影響を探る実験の被験体として居住していた。

それは、両性種すなわち男女両性の機能を身体に備えている新人類とも言うべき存在であった。
ラウンドはセクシャル・マイノリティーの身体の問題を解決するために進歩派と呼ばれる人々が生み出した「人体改造」の産物であったが、

生命倫理的に反対する保守派との間に常に対立を招いており、〈生命の器〉がテロリストを木星の宇宙ステーション・ジュピターIに送り込むという情報がもたらされる。
ジュピターIに乗り込んだ警備担当者・城崎がそこで見たのは、従来の人類とは違う価値観を持ちながら、しかし人間的な苦悩に悩むラウンドたちの姿だった。

対立を繰り返す城崎たちとラウンドだが、その背後にはテロリストの影がすでに迫っていた……。


【SFミステリーギャグ】
両性具有迷宮/西澤保彦 (双葉文庫)



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