[携帯モード] [URL送信]

黒(小説)

「レイナ様ー」



出来ることなら無視したい・・・、駄目ですかね?
っと思いながらも、声がする方を見た。



「大変だよー」



そこには、麻美の姿があった・・・
そう、麻美だけの姿が・・・



「何処?」



私は大体の事はわかった。
麻美が大変だって言うことは、あれしかない!



「あっち!」



麻美が指をさした方に、私達は走った。



「さすがだね・・・」



由利は走りながら呟いた。



「あそこだよ!」



麻美が指差し先には、
沢山人だかりが出来ていて、その中央からは、どなり声などが聞こえてくる。
私達は、ひとだかりをよけながら、中へ入っていった。



「やっぱり・・・」



そこには硫斗と椋が、3人の男と喧嘩をしている光景だった。
これが、私の恐れていたこと。



「お前が悪いんだろ!!」










[*前へ][次へ#]

あきゅろす。
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!