[携帯モード] [URL送信]

黒(小説)
文化祭 1
「準備出来た!」



今日は年に1度の皆のお楽しみ文化祭!
そう、皆がたのしいハズの文化祭なのですが・・・。



「楽しみだね、麗奈と由利!」



隣でニコニコしながら準備をしているねは、同じクラスの有紀、私らの学校での友達。



「そうだね・・・」



私は微妙なテンションで答えた。
いつもならここで、明るく答えるんだけど・・・


「どうしたの?」



だって今日はあいつらが、文化祭にくるから・・・



「あの子らの事?いくらなんでも大丈夫じゃない?」



そういいながら、由利は笑っている。
確かに大丈夫だと思うけど・・・つか思いたいけど・・・。



「?私にはよくわかんないけど、文化祭楽しもう!」



私も何も考えずに文化祭楽しみたいのはやまやまだけど、そうもいかなさそう・・・



「麗奈、さっきから呼ばれてない?」



あぁ、やっぱりですか・・・











[次へ#]

第3回BLove小説漫画コンテスト開催中
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!