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少し肌寒くて、暖かい方に近付きゆっくり目を開けた。

目の前にはキレイな顔があって…形のイイ薄い唇から静かな寝息が聞こえる。

俺はその唇に触れるだけのキスして…体に回された腕を解き、起こさないように布団を出た。

「さむっ!」

裸にこの寒さは堪えるな…慌てて浴衣を羽織り、風呂場に移動。

源泉掛け流しだけあって、イイ温度の湯船に浸かり身体を暖めた。

夕べは…恥ずかしいくらいに誘ってしまった。

でも…すげぇ気持ち良かった!
今日はダルいけど。

クリスマスなんて浮かれたイベントに乗った時点でも恥ずかしいのに。
……ついでに拓真にも乗っちゃったし…。

「…俺ってバカ。」

「…何ブツブツ言ってんの?」

突然声を掛けられてビックリする。

「お…はよ。」

拓真がザブザブと全裸で湯船に入ってきた。
前くらい隠せよ!

俺のすぐ側まできて、そのまま抱き寄せられキスされる。

「そんなに見られたら恥ずかしくて勃っちゃうだろ?」

「…いつもじゃん。」

「それはお前が可愛いから。…ほら、勃っちゃったじゃんか。」

そう言って俺の手を取り大きくなったモノを触らせる。
…湯船に入る前は、こんなじゃなかったのに。

ソレを握らせたまま、俺を抱き締めて耳たぶを軽く噛む。
それだけでもゾクゾクするのに、耳の中に舌入れて…息掛けられて…。
身体が熱くなる。

「…智。しよっか。」

「ムリ!…しないよ!」

甘い罠から逃げだそうともがいてるのに、俺の身体を抱き上げて…スッカリ戦闘モードのソレに座らそうとする。

「ムリ!ばか…まだ…!」

そんな言葉も耳に入らない万年発情男は…自分の要求通り、俺のナカに入ってくる!

「…んぁ…あッ!」

夕べの効果なのか…なにもされてないに拓真がスムーズに入る。
…やっぱり気持ちイイ!

「なぁ…夕べみたいにエロい事言って。」

湯船の中だから…浮力もあって、焦れったい動きしかできない。

「俺を欲しいとか…もっととか…一杯出してとかさ…。」

最後のは…言ってませんから…!



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あきゅろす。
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