それぞれの許容量 そしてもしもあなたが、 今まで散々地獄の様な日々を過ごしたけど、心を患う事なく強く生きていて、 それでメンヘラの気持ちが分からない、と言うのだとしたら。 ええ、私も正直、あなたのお気持ち分かります。 健常者の頃は私も理解出来ませんでした。 私は対人恐怖、視線恐怖も自力で治しましたし、 メンヘラである父親に対してひたすら嫌悪し、怒りを募らせる日々でした。 …今は、何故もっと理解出来なかったのか、と後悔の日々です。 心が壊れる限界は、人それぞれなんですよ。 大変失礼かもしれませんが、 あなたは、…どこか自分が強いと、驕っている面があるのではないでしょうか。 性格やこれまでの環境、得手不得手等から心の許容量と言うものは違ってきます。 簡単に例えるなら、 あなたが幽霊を信じずにお化け屋敷に入っても全然平気な方だとしたら。 正直 『何こんなのでビビってんの?』 と思われる事でしょう。 と言うか私なら正直そう思います(笑 でも、あなたが幽霊は平気でもゴキブリが苦手だとしたら。 ゴ、ゴキブリ退治なんてと、ととてもじゃないけど、無理! となりますよね。 心の病気になった=弱いとは、限らないのですよ。 寂しがり屋な方なら、孤独はより耐え難いものだと思いますし、 あまり自分に自信のない方なら、いじめは更に自信をなくし辛い思いをする結果となる事でしょう。 人それぞれなんだ、と言う事を心を広くして、理解する事をお勧めします。 …私の様に、 後悔の日々がこない事を願って。 [*前へ] [戻る] |