poemⅠ
ダンデライオン
鳥が鳴き揺れてる
風に乗ってこの町の何処かに
咲き乱れたいって願ってる
待ち詫びて 待ち詫びて
流れる雲に乗ってこの町を眺めて
もっと知りたいって願ってる
抑えきれないで溢れでる
閉じ込めていた心の奥の扉
電波塔から流してもいい
この町の何処かにあるから
飛行機雲を作って空に落書きしている
もしも自由に描けるなら描きたい
この景色の何処かで見ていて欲しい
振り返ったこの道に咲いている
ひっそりとだけど力強く
ダンデライオン
空に架る七色の道
昇った先の向こう側に居て欲しい
雲一つ無い空を煌めきながら舞う
ダンデライオン
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