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EVERY DAY
10
「はーい、てことで今日はバドしまーす。」
30人ほどいる部員の前で達治が手を上げる。

みずほ達は体育館に連れて来られた。
この大学には体育館が4つあり、このサークルの活動は、第四体育館で行われていた。

全部で4つあっても部活やサークルの数も多いので、WEEKRY SPORTSが貸し切れるのも週に一度だけなのだそうだ。

まだ学校が始まったばかりだというのに見学人はみずほ達以外にもちらほらいた。

「ほらほら、1年生も一緒にやるよ。」
と、見ているだけになっていた1年生達に達治がラケットを配る。


「すみませーん、あたしスカートなんですけど。」
ラケットを渡しに回ってきた達治に恵里がたっぷりと皮肉を込めて言った。


「スカートでもできるだろ!
俺の後輩なんだから!」

「はあ!?あんた何意味わかんないこと言ってんの!?」

また二人の言い合いが始まってしまった。


「ちょっと、あんたら…。」
昼―食堂前でのチラシ配りの時―とまた同じポジションでみずほが再び止めに入る。




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あきゅろす。
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