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EVERY DAY
09
めでたく、5クラスの実行委員は、みずほ、恵里、そしてもう一人、このクラスの男子学生と決まった。
その男子学生はなんとなく他人を寄せつけない、冷たいオーラを放っていた。
結局彼は「よろしく。」という言葉以外一言も喋らなかった。

大丈夫なのか、という疑問がみずほにはあったものの、実行委員が3名決まったことで今日は解散となった。



「えーり。」
やっと帰れる、と解放感を満喫し教室から出ようとした二人だったが、呼び止める者が…。


「なんすか。」

呼び止めたのは他の誰でもない、恵里の先輩である達治だ。


「いや、今日さ週に一回のサークル活動日なんだよ。」

「だから?」
イライラしている恵里に達治は全く気にせずにこにこと笑顔を向ける。


「見学来いって。な?
さ、さ。お友達さんもどうぞ。」

達治に腕を掴まれずるずると引かれていく。

二人の「嫌だー!」という悲鳴は虚しく構内に響いていた。





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あきゅろす。
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