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EVERY DAY
05

「今井美鈴です。いらっしゃい、ゆっくりしていってね。」
美鈴は軽くお辞儀をした。

「山川雅哉です!!」

「寺崎みずほです。」
慌てて二人も挨拶をする。
雅哉は丁寧にも立ち上がり、深々と頭を下げた。

「みんなわからないんだけどね、ママも正真正銘の男なのよ。」

早妃の言葉に美鈴がうふふと笑い、お冷やを2つ用意してみずほと雅哉の前に置いた。


外見は完璧に女なのに男だと聞いて雅哉がひどく残念そうな顔をした。


「あらっそういえば良子は?さっきまでそこにいたのに。」

「良子?」

「こないだ入ったばかりの新人なんだけど…奥にこもったままなのかしら。ちょっと見てくるわ。」

早妃は再び店の奥へと入って行った。


「………… 。」


「俺、もう何が出てきても驚かないよ。」

早妃がいなくなってしんとした店内で雅哉がぼそりと言った。



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あきゅろす。
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