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EVERY DAY
08

昼食を作る間も雅哉は落ち込んだままだった。
相当衝撃的だったようだ。

「だってさ、あのなりでサキだよ!?サキちゃんなんだよ!?」

「あのなりって…
失礼だよ。」

「……………。

みずほは何でそんなに落ち着いてられんの?」


「別に落ち着いてるっていうか…。なんかなぁ。」

あの人はいわゆるオカマという部類の人なのだろう。

みずほにとってそういう人と話すのは初めてでそれなりに驚いてはいたのだが、雅哉ほどではなかった。

雅哉の気持ちは彼(彼女?)に抱きしめられなければわからないのかもしれない。

「やっぱり俺は女の子が好きだ。」と遠い目をして雅哉が呟いた。


このやりとりはご飯を食べる時まで続いた…。



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