EVERY DAY
03
雅哉がいることを確認してからドアを開ける。
「みずほっ!!
見て見て、
引っ越しトラック!!」
ドアの前の通路から雅哉が下を指差す。
アパートの前に一台のトラックが止まっていた。
「ほんとだ。このアパートに越してきたのかな?」
「みずほの隣の部屋、空いてるからもしかしたらそこに来るかもねっ。」
女の子だったらいいなぁと雅哉が微笑む。
二人で話を進めている間に引っ越しセンターの人達が動き始めた。
トラックの中から女物の家具が運び出される。
「おぉっ!!
女の子の可能性大♪」
これでみずほの隣に入れば俺ハーレムじゃんなどと一人勝手な妄想を繰り広げていた。
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