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EVERY DAY
08


<あんたは…









バカかー――ッ!!!!>

キィィィン…

昨日の夜より大きな声で友人が怒鳴るのでかなり長い間耳鳴りが残っていた。


「……;

何さ?」


<何さじゃない!!

みずほ、ほいほいほいほい気ぃ許しすぎ。てか後先考えずに突っ走りすぎ。

もっと危機感みたいなの持ちなよ…。

てか常識で考えれば普通赤の他人に合い鍵なんて渡さないよ。自殺行為だよ。>

あーありえないありえない、と友人の説教は止まらない。

<その人がどんな人なのかは知らないけど合い鍵渡そうと思うぐらいみずほが信用してるのはわかるよ。わかるけどね…。
やっぱりそれとこれとは話が別。
この世には裏切りって言葉が存在してるんだよ。

みずほがいない間に部屋に入り込んで色んな物を盗むかもしれないよ。>

止まらない…。



友人がだらだらと語っている間に、携帯を左手に持ち変え、昼食の準備をすることにした。


準備と言っても雅哉が作た物をテーブルへと運ぶだけだった。

昼からバイトだからと作って行ってくれたのだ。

雅哉にばかり任せては悪いと作り方など教えてもらったのだが結局見ているだけで何もできなかった。




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