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24.光 と 闇 **


「ありがとう、ランボ君!貴方って良い子ね」

「名前さん!むむむ胸が当たってますから///」

「はは、ランボだけずりぃのな♪名前、俺にはしてくんねぇの?」

「や、山本氏!そんな冗談(じゃないだろうけど…ι)言ってないで名前さんをぉ!!!むむ胸がっ!胸がぁ〜〜///」



バタバタ暴れるランボ君をぎゅうぎゅう抱き締めていると突然、応接室の扉が開いて―…。



「…何やってるんだ」

「あ、沢田さん」



真っ黒い微笑みと共に我らがボス、沢田綱吉さんが現れました。その笑顔見た瞬間ランボ君の美顔は一瞬で凍り付く。



「Σひ、ひぃぃ〜っ、ぼ、ボンゴレぇぇぇ!!!」

「…何やってるんだって…聞いてんだけど?」

「10代目?どうかされたんですか…ってアホ牛!てめー何してやがるっ」

「Σご、獄寺氏っ」

「煩ーぞ、獄寺。さっさと中に……アホ牛の分際で良い度胸じゃねーか」

「Σりりリボーンっ」



続々と帰って来る幹部の皆さん…。その尋常ではない怒りように私は「ははは…ι」と引きつった笑みを浮かべる。



「え〜…っとι皆さん、何かあったんですか?」

「…どうして」



私は何時の間にか隣に立って居た雲雀さんに話を振った。……何時も思うけど彼は神出鬼没だ。



「どうしてと言われてもιどう見たって皆さん機嫌が悪いじゃないですか。だから今日の任務で何かあったのかな、と…」

「…僕が知る訳ないよ。………それより…」



チャキ―…。



「えっ!!?」

「君達群れ過ぎ…」



そう呟くと雲雀さんはトンファーを構えて沢田さん達を…咬み殺しに行かれましたι心なしかランボくんが集中的に狙われてる様に見えるのはの気の所為でしょうか?



「全く、そう言いつつ雲雀も混ざっているではないか…」

「仕方ないですよ。彼等の傍には名前がいるんです。必然的に彼の言う『群れる』結果にもなる」



先程まで雲雀さんの立って居た反対側から今度は骸さんと笹川さんが現れた。骸さんの言葉に「そうだな」と小さく頷いた笹川さんは私の頭を軽く撫でると、向こうで口論(という事にして置いて下さいι)を続ける皆さんにこう告げた。


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