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暫く來人さんに抱き着いていると…
「副長!!…白川組が!!!」
「銃を所持しています!!」
「チッ…んでこんな時に。おめぇらは志紅と詩遠君を命懸けで守れ」
「はいっ」
「お2人共…こちらへ」
急に本家内が慌ただしくなり、組員の人達が銃を片手に走り回る
俺達は組員の2人に手を引かれ、奥の部屋へと案内される
「ここにいてくださいね?俺らが全力で守ります」
力強い言葉を言い、俺達を守るように正面に立つ
怯える志紅の頭を撫でながら、自分も落ち着くように心を落ち着かせる
「志紅…だいじょ!?」
「詩遠?」
志紅に声をかけようとした途端、いきなり目の前が真っ暗になり意識が飛んだ
最後に志紅の声を聞きながら―――…
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