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王者立海生の日常
二日目・不穏









岳「うっわあ何だこのドリンク!!味うっす!!寧ろ無ぇ!!」





『え!?』





ジャ「ん…こっちはスゲエ甘いぜ…




粉が倍の量入ってんじゃないか?」





よもぎと幸村の近くで
ドリンクを飲んでいた向日とジャッカルが騒ぎだした



向日は至極不味そうに舌をだし、



ジャッカルも少し顔をしかめている













『ま、間違っちゃったドリンクの粉の量、



ごめんなさい他の人は大丈夫ですか!?』





忍「ん…他は問題ないみたいやで」





『向日さん ジャッカル先輩ごめんなさい…



今新しいの作ってきます……』






向「あー大丈夫大丈夫



飲めなくはないしよ、」





ブ「ジャッカル〜 それ甘いんならオレにくれよぃ!!」





ジャ「だ、そうだ


問題ねぇよ」






『はい…』




もう一度すみません、とよもぎが謝っていると今度は長太郎がやって来た









鳳「あの、すみません、



タオルが一枚足りないみたいなんです…」





『……あっ!!ごめんなさい!!今、取ってきます!!』















度重なるの失態に、



よもぎ自身混乱しながら





とにかく今はタオルを、と駆け出す








これ以上迷惑をかけて
選手たちの練習時間を削るわけにはいかない


















コートを出ようとした時、
赤也とすれ違った



























そして、不意に聞こえた言葉

























赤「………………………………役立たず」







『………………!!』

















その言葉に驚いて振り返ったが、




赤也はこちらなど見てもいなかった














『……………………っ、』













泣くまい、泣くまい と思えば思うほど



涙は溢れた







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