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王者立海生の日常
合宿一日目





桃「行くッスよ〜!!ダンクスマーッシュ!!」





菊「ほいっとな♪


させないよん♪」







『ほー…』





よもぎは球拾いをしながら
青学の練習風景に感心しきりだった





(みんな(立海)のテニス濃いと思ってたけど
青学のひとたちも濃ゆい…)












「ねぇ」




『あ、はい!何ですか?』




少し呆けていたよもぎが振り返ってみると立っていたのは、
自分と同じくらいの背丈の少年だった





越「今日の夕飯、焼き魚でる?」




『あ、はい焼き魚…


……え?焼き魚?』





てっきりタオルか何かを頼まれると思っていたので

一瞬きょとん、としたが、

帽子の少年はまた無愛想に口を開く




越「だから、今日の夕飯


焼き魚とか、和食でないの?」




『あ…今日はカレーです…』



越「じゃ明日の朝食は」



『お味噌汁はあるけど
焼き魚はちょっと…



お魚は人数分焼けないから…』




越「………あっそ」





よもぎが若干申し訳なさそうに鮮魚の不在を伝えると、

少年―――リョーマは頬をぷくぅ、と膨らませコートに戻って行った







(そういえばさっきも氷帝の人に

「ここサゴニシキ出ぇへんの?」

って言われちゃったな…)



「クスッ 越前はお子様だなぁ」




次にやってきたのは三年の不二だった



よもぎは不二にタオルは渡しながら、



『あのひと"えちぜんさん"って言うんですか』




と尋ねた


先程少し背の低い人を同い年だと思っていたら



「クソクソ俺は三年だ!!」



と怒られてしまったので細心の注意を払った




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