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王者立海生の日常
1限目 国語



「――――まさか中学生にもなって
廊下に立つなんて思わなかった…」



「あぁ…

オレだって初めてだ」




すっかり熱と眠気がさめた二人は
ぼうっとグラウンドを眺めていた







「ん?」





不意に、よもぎはグラウンドで体育をしている生徒と目が合った気がした




「ねーキリちゃん見てみて

あれ柳生先輩だ」



「は?……あー ほんとだおーい、」



赤也が手を振って柳生にサインすると、


柳生はてくてくとどこかへ
歩いていってしまった



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