王者立海生の日常
甘いくらいに優しい彼女
「………………部屋、ここだったよな」
あの後海堂に部屋まで送ってもらったよもぎ
「うん、ありがとう、わざわざ送ってくれて」
よもぎがお礼を言うと、海堂は、
「別に……これくらい普通だろ」
と素っ気なく答えた
「ううん…海堂くんってすっごく優しいねっ
わたしに言ってくれたこと全部、本当に優しい人じゃないと言えないことだよ!」
「………………んなことねーよ じゃあな」
海堂はよもぎからジャージを受けとると、自室に帰っていった
よもぎはその背中をいつまでも見送っていた
「……………………ありがと」
[*前へ][次へ#]
[戻る]
[小説ナビ|小説大賞]
無料HPエムペ!