王者立海生の日常
甘え
怖くて仕方なかった
「…………大体、てめえは甘いんだよ」
海堂は尚も続ける
「確かに、オレと乾先輩はあの時、負けた
そして、それがどんなものであったとしても、負けは負けなんだよ
勝たなくちゃ意味がねぇ…何かの犠牲なしに得られるもんなんてあるわけねぇだろ」
ずっと前を向いていた海堂がよもぎを見た
「お前、いつも傍にいて、"立海大テニス部"のことを考えてやったことあんのかよ?」
「……………………!!」
――――――――――すべては立海大テニス部の為……?
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