王者立海生の日常
脱走計画失敗
エイシュンが右手の甲で眼鏡の左側のフレームをあげた
「全く、忠告しておいたはずだが?
大人しくしていろと
携帯と家の鍵がどうなってもいいのですか?」
「…ひっ ひとの家に勝手に罠なんか仕掛けて…っ」
「…………水色ですか
あんまり色気がないですね」
「……? …!!
やだっ………///」
よもぎはエイシュンの目線に気付いて
パジャマの裾を引っ張った
エイシュンは気にすることもなく
欠伸を噛み殺しながらリビングに入っていった
「せいぜいワタシの睡眠の邪魔はしないでくださいよ」
「あッ ちょっとエイシュンさん!!
縄ほどいて下さいよっ!!
…エイシュンさん?まさかもう寝たの!?」
その後、小一時間かけて
よもぎは無事トラップを抜け出した
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