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王者立海生の日常
合宿二日目





『なにって…』




赤「だから、今更なんだっつってんだよ

もう終わったことだぜ、

『ず、ずっと…!』


………」




もう、赤也の目を見ることができなかった

俯いて、よもぎは我ながら意気地なしだと思った



涙さえでてくる





『ずっとね…っ


思ってたのっ、あ、あぁいうこと……


ボールをねっ、わ、わざとぶつけたりとか、』



赤「別に相手の身体にボールぶつけるのとかルール違反じゃねぇんだけど?」





赤也の声色で、
徐々に赤也の目が充血していくのがわかった





『そ、それはね、知ってるよっ


でもっ そういうことしたら、やっぱり謝ったりしたほうがいいっていうか、


………後悔してたの、
わたし、キリちゃんのこと、


「卑怯者って思ってたのか」









よもぎは弾かれたように赤也を見た



予想通り、赤也の目は真っ赤に染まっていた






『ち、ちがうよ わたしは……っ』







よもぎは赤也の腕に手を伸ばそうとして、





















―――――パンッ!!












赤「……………なんもわかってねーのな」













赤也に手を拒まれて、



去っていく赤也を見送りながら、



よもぎはその場に立ち尽くした









赤也の背中がボヤけて、


滴が手のひらに落ちた







to be continued...




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