王者立海生の日常
合宿二日目
赤「なにやってんだよ、よもぎ!
そろそろ氷帝との練習試合始まっから、来いって!」
赤也は軽く
お邪魔しマース、
と、だけ言うと、
よもぎに駆け寄ってきた
赤「早く行こうぜ!」
赤也がよもぎの手をひくと、
「ねぇ」
赤「ハァ?なんだよ、伊武」
伊「………"よもぎ"とアンタってさ、仲良いの?」
伊武の問いに、
赤也は訝しげに眉をひそめた
赤「急に何?見ての通りだけど?」
赤也はそう言うとよもぎの手を握る力を強めた
『ちょっと、キリちゃん…』
赤「行くぞ、真田副部長に叱られる」
よもぎは赤也に引っ張られる形で、
し、失礼しましたっ
とだけ言い残してコートを後にした
杏「……………よもぎ」
どうしたらわからない、
という表情の杏に、
(ポン、)「大丈夫だ、杏」
杏「! 兄さん…」
橘はそれだけ言うと、杏の頭を撫でた
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