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王者立海生の日常
合宿二日目





不動峰のコートに着くと、
丁度休憩時間のようで、
杏がドリンクを部員に渡していたところだった



橘「神尾?今までどこ行って…




あぁ、草薙の手伝いか
二人共ありがとう」



神「はい!!橘さん!」



『あ、いえ…こ、こちらこそ…』




橘「ハハッ そんな恐縮するなよ」



橘はにこりと笑うとよもぎの頭にポン、と手を置いた




『…………………』




杏「あっ よもぎ!

それに神尾くん、
タオルとボール持ってきてくれたのね ありがとう!!」




杏はよもぎの姿を見つけると
にこにこしながら駆け寄ってきた




『わたしは何も…

神尾さんがほとんど持ってくれたから』





杏「ふふっ 神尾くん、気がきくじゃない!」




神「え!? いや、オレはそんな…当然のことしただけだし!!」




杏に褒められると、神尾は嬉しそうに頭をかいた




神尾の杏への態度は気持ちがより込もっていて
見ていて微笑ましい



それがいまいち杏に伝わっていないのは、少しばかり不憫だが。




「…………ふーん、神尾ってばそういう作戦で自分のポイント上げようって魂胆か

なるほどね…」




『!! 伊武さん!』



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あきゅろす。
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