王者立海生の日常 げんいちろうくん、誕生日おめでとう 「誕生日プレゼント…… こんなものしか買えなかったけど」 弦一郎は包みを開けると、 中のものを蛍光灯の下にかざした 「………………ひよこのストラップか?」 「今日まで誕生日プレゼント見つけられなかったの ……皆のに比べたらぜんぜん、大したものじゃない、」 「たわけ、」 弦一郎がよもぎの頬をむにゅり、とつねった 「……ありがとう こんなにも嬉しい贈り物はない」 弦一郎が、 ほんとうに嬉しそうな顔をしているので、 「…………………………………………うん」 よもぎは少し涙がでた 「それはそうと、よもぎ」 [*前へ][次へ#] [戻る] |