王者立海生の日常
立海の玉子様8
公園に着くと、ベンチに座るジャッカルに対し、
よもぎたちは声が届くギリギリの距離にある茂みから様子をじっと観察していた
ジャッカルは少しソワソワしている様子で携帯を開けたり閉めたりしている
暫くすると、
「!!来た来た ナニガシさんだ!!」
「フツーの女子っスねー」
ナニガシさんはジャッカルの隣に座ると談笑し始めた
楽しげな雰囲気でジャッカルも笑っている
「わー 本当に付き合ってるんですねー」
「あぁ… グスッ」
「Σブンちゃん先輩何泣いてるんですか!?」
「いやだって…あのジャッカルが…こんなに立派になって…」
「オレは納得いかないっスいいなぁ彼女…
絶対ジャッカル先輩よりは先にできると思ってたなのに」
「え?キリちゃん好きな人いるんだ」
「い!いや!好きな奴とか、そういうのは…//オ、オレは」
『どうして!?私はこんなにあなたのことが好きなのに!!』
「!? なんだ!?」
見ると、ナニガシさんが声を荒げて泣いていた
ジャッカルは呆気にとられている
「私にはあなたしかいないの!!」
「なんかちょっと見ぬ間に修羅場になってないですか!?」
「いけ!!ジャッカルそこで抱き締めろ!!」
「ナニガシさんビンタだ、ビンタ!!」
「Σえ、ちょっと!!2人共煽るのやめ、」
『貴様らぁーーー!!!
こんなところで何をやっている!!』
ゴンっ!!
ゴンっ!!
パカンっ!
丸「Σいでっ!!」
切「Σあいだっ!!」
よもぎ「Σいだっ!」
「こんなところで何を油を売っている!まったくたるんどるぞ!!」
「「真田/真田副部長/弦くん!!」」
3人に突如鉄槌を下したのは立海大3年、テニス部副部長 真田弦一郎だった
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