王者立海生の日常 立海の玉子様7 ジャッカルは時折店を覗きながらゆっくりとしたペースで歩いていた 「なーんか普通に寄り道してるだけって感じしないっスか?」 「でもこっちジャッカルん家じゃないぜ」 「あ、コンビニ入った」 ジャッカルに続いてコンビニに入る すぐさま入り口近くの雑誌売り場に走り寄った それぞれ同じ雑誌を並んで読んでいる姿は不自然そのものだった 防犯用の反射鏡で奥にいるジャッカルの様子を伺う どうやら携帯に電話が来たようだ 「部活終わったのか? ああ…じゃあ公園で待ってる」 「!! 今の聞いたっスか!?ぜってぇ彼女からだ!!」 「うわこっち来る!!」 慌てるよもぎたちだったが、ジャッカルは3人に気が付くことなくコンビニを出た [*前へ][次へ#] [戻る] |