安室に愛される(裏夢小説)
上目遣いでにらむと
さっき快斗君が耳打ちしてくれた言葉、わからなかったら透に聞いてみなって言ってたんだけど・・・
なんの単語なんだろう?
「セラ・・・ううん違う。フェラ・・・だったかな・・・?」
「・・・・・・ん?」
「あ、そうだ思い出した フェラチーーーーー」
やっと思い出した私の口を、透が真っ赤な顔をして押えた。
「おっ おまっ お前なにをっ・・・・!!!!」
キョロキョロとあたりを見渡して、零してしまったジュースも拭かずに口を押さえつけてくる。
な、なんなのよっ
「・・・黒羽に、聞いたのかよ・・・・」
ぶっ殺す・・・ととんでもない事を呟く透。
やっと手を離してもらい、口が自由になった由梨花。
「そう。ね、透知ってるの?教えて、お願い!」
両手を合わせて懇願する私に、透は頬を真っ赤に染めてため息をつく。
「・・・おまえはそんな事、知らなくていいんだよ。」
「・・・なんでよ。」
上目遣いでにらむと、透は益々顔を真っ赤にして
「・・・帰るか。もう遅いし。」
時計を見やりながら、そう言った。
[*前へ][次へ#]
[戻る]
無料HPエムペ!