降谷に抱かれて(裏夢小説)
おいで


ほどなくして、約束通り、バスタタオルだけを巻いた美紀が、ベッドに寝転んでいる零に近づく。


「やっぱり、それが一番かわいい。おいで。」


零はそう言うと、美紀をベッドにいざなう。


美紀の腰を抱きしめ、ベッドに横たえる。


体を弄り合いながら他愛もない会話が続いたが。


一瞬見つめ合い、深いキスをする。


そのまま、零の愛撫は、首筋から耳朶を行き来する。


「んっ、あっ、んんっ!」


美紀からは甘い吐息が漏れ始める。


「あのさ、お願いがあるんだけど。」


と、突然、零が改まる。『何?』という顔をした美紀に、零が続ける。


「やっぱりさ、目が合っちゃうと恥ずかしいというか、照れるんだけど。その、目隠ししてもいい?」


今日何度目かの呆気に取られた顔を美紀はしていた。言っている意味はわかる。美紀も確かに恥ずかしい部分がある。


が、しかし、プレイとしては、若干抵抗もある。が、一方で興味もある。


結果、興味が勝った。


「いい・・・ですよ。」

渋々と言った感じで、美紀が許すと、零は手際良く、タオルで美紀に目隠しをした。

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あきゅろす。
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