快楽堕ち変態性奴隷(BL小説/エロ小説)
奥まで銜えるんだ


俺は毎晩のように脂ぎった中年社長の永井とセックスをしている。


でっぷりとした下腹は動く度に波打ち、正常位で抱かれれば、生暖かく荒い息を顔に掛けながら俺のペニスを擦りあげていく。
アナルをこの永井のペニスで犯されるのが気持ち悪いのと、胃を突き上げられる感覚で何度も吐きそうになっていた。
現状、最初の頃は心が追いついていかず、抱かれた後は胃の中のものを吐き出してしまっていた。
でも人間って奴はどんなにイヤでも回数をこなしていくうちに、自然と体が慣らされていく。
吐くことは今でもあるけれど、以前ほどではない。
体も勝手に快感へと流れていくようになり、永井からの口淫やセックスで射精するような体へと変わっていった。

そんな自分が嫌いではあったけれど、毎日の生活の保障の為。
そう考えたらいつの間にか心と体が引き離されていった。
そもそもこうなった理由なんてものは簡単だった。


借金まみれで右も左も行き場を失った両親が――俺を永井に売った。


俺が永井の情夫になる事を条件とすれば、借金を全て肩代わりすると。
でも両親はそんな事は知らない。永井の元で手となり足となり一生懸命に働いていると思っている。


両親の思いと現実とのかけ離れたギャップ。


暢気な両親を恨みたくもなったけれど、俺一人我慢すれば全てが丸く納まる。
家族皆が太陽の下を歩いて行ける。そう思いこんで恨むなんて感情を心から無くした。

「…ハァッ……洋一…もっと奥まで銜えるんだ」
「…はい…んぐっ…んっ、んふっ…」

ベッドの端に座り込んだ永井の白髪混じりの陰毛を掻き分けて赤黒いペニスを口淫すると、60近い年齢のそれは直ぐに硬化し、唾液とカウパーで淫猥な光を放つ。
喉の奥までそのペニスに犯され、閉じる事の出来ない口角からは唾液とカウパーの入り混じった透明な液が筋を作っている。
陰嚢を手のひらで包んで優しく揉みながら、頭を前後に動かして愛撫をするとチュプチュプと淫音と永井の呻く声が響き渡っていた。

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あきゅろす。
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