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すぐ終わるから



誰にも言わないので帰してください。


それはムリだ、諦めな。


まぁ、すぐ終わるから心配すんなよ。


ナオトは何をされるか怖くてしかたがない。


ガチャリ


別の男性が入ってきた。


この子かい、可愛い男の子だねぇ、楽しみだ。


男は大きなカバンをナオトの横に置いて裸になった。


その男は上から下まで入れ墨が入っていた。


ナオトがビクビクしていると


「心配するな、殺しもしないし、痛いことはしないから」


その言葉を信じていいのかは分からないが、両手を縛られ身動きがとれないナオトは信じるしかなかった。

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