よって手出しは出来ない 暁の任務にて訪れたとある隠れ里。 そこはあまり治安の良くない里でいかにもガラの悪そうな人、忍がうようよと存在していた。 そのような場所でも平然とした態度ですたすたと歩く、イタチと鬼鮫。 しかし人がかなりの密度で密集しているために、歩いている途中イタチは一人の男と肩がぶつかってしまった。 「イッテェなコラァ!どこ見て歩いてんだテメェ!」 「……」 「オイ!なんか言ったら……、オ?よく見りゃお前綺麗な顔してんなァ。へへ、今から付き合ってくれりゃー許さなくも……」 ズゴォォォン!! 「ギャァァアーッ!!」 「イタチさんに手を出したら、手加減しませんよ…!」 イタチを口説こうとした男は鬼鮫の鮫肌でぶっ飛ばされ、近くの建物に減り込んで泡を吹いて気絶した。 この後周辺の輩を刺激し鬼鮫が無駄な喧嘩を起こしたのは、言うまでもない。 イタチの事となると回りが見えなくなる鬼鮫。 裏通りの原型の背景です。 |