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長編
5魂
土方「…あのなぁー」
彼は怒っている。眉間に皺を寄せて…
いや、そんな早く死なせてくれれば…
あの世へ早く逝きたいだけなのに
そして私は急に腕を掴まれた。
…とても力強く掴まれたので逃げられない。
土方「…屯所まで来い。お前、家帰ったら
同じ事すんだろ？」
睨みつけられる。…その通り。何でわかったのだろう？
というか、屯所？この人は警察って事？
え、じゃあ何？私捕まるの？自殺しようとしただけで？
美由『いやぁーしませんよ。きっと。』
と冷や汗をかきながら誤魔化すが、
土方「…するな。ぜってぇー」
ハァー何でこんな事になったのだろう。
美由『いやぁー、しないから。ゆるしてください。
私何も悪い事してないですよねぇー？うわぁーイヤァァー』
腕を強く引っ張られた為抵抗できず私は
その人に連れられて屯所という地獄へ向かった。
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