SS(拍手など) ◇もしも有志が遼のわんこだったら◇ 今日も遼のわんこは忠犬です。 「ゆーしー! 来い!」 「わん!」 「お手」 「わん」 「おかわり」 「わん」 「よしよーし! ホントいい子だよなーお前は」 「くーん」 有志はご主人様に頭を撫でられて嬉しそうです。 「りょーう!」 そこに夾くんがやってきました。 「あ、夾」 遼ちゃん、笑顔を夾くんに向けました。 その途端。 「ガルルルル………」 忠犬有志、ご主人様の身(貞操)を案じて夾くんに向かって歯を剥き出してうなります。 「げっ。今日もソイツいんのかよ」 「ソイツじゃないのー。俺のかわいいゆーしなのー」 「わん!」 「で、なに? どしたん?」 「や、今日はいい。ソイツがいないときにまた来るわ」 「そう?」 「ああ。またな」 そう言って夾くんは去っていきました。 「もう! なんでそうやって他の人にうなるかなー。みんないい人なんだよ?」 [俺からすればライバルだ]とわんこ有志はそっぽを向きました。 「ゆーし態度悪いなぁ。そんな子はーふせ!」 「わん!」 「それからねー、んーっと……来い! ……あ、なしなし! 今のな…うきゃあ!!」 遼がそう言った途端、有志は遼に飛びかかっていきました。 押し倒した遼を、忠犬有志は舐めます。 「あはははは! や、や! ゆーし、くくくすぐったいー!」 遼「っていう夢を見たの!」 健「お前、明神の扱いひどいわ」 蒼「でも夢の中でも仲良しなんだね!」 和「で、有志。ご感想は?」 有「あと30分は欲しかったね」 遼・健・蒼・和「「「「はい?」」」」 有(本物の俺だったら、いけるとこまでいっちゃうよ) ◇◆◇◆◇◆◇◆◇ まさかの夢オチ(苦笑) っていうか、いくら自分から望んだポジションとはいえ、もっと有志はプライドを持つべきかと。。 THE END ◆◇ [戻る] |