見る夢
知りたい君の心B (黄瀬オチ)
どうしても女の子に囲まれてる黄瀬君を見ていたくなくて駆け込んだいつもの場所・・・・
それは、窓の外に体育館が見える図書室
見たくないと思いながらもそれでもそれでも見たいと思ってしまう・・・・
「惚れた弱み・・・なのかな・・・」
きっと黄瀬君は知らない
私が図書室にいることも
私が黄瀬君を好きな理由も
私が黄瀬君の事をいつも見ていることも
まぁ知ってもらおうとも思ってないから別にいいんだけどね・・・・
「もぉ疲れたなぁ」
そう呟いて眠りに落ちてしまおうと思ったときに聞こえてきた私の大好きな人の声
「木村さん!!」
そう叫んではいってきたのは今ここに一番似つかわしくない人
「黄瀬君!?」
入ってきた黄瀬君の息は切れてて走ってきたんだろうことが一瞬で分かった
「どうしたの??そんなにあわてt「俺の話聞いてほしいっス!!」
まだ整ってない息で黄瀬君は私にそう告げた
あんまりにもまっすぐこっちを見てくるから私は思わず顔を下げてしまい
「話くらいいつでも聞くよ」
それだけを伝えた
「俺はじめ木村さんに告られた時またかって思ったんす。モデルの彼氏っていうステータスが欲しい子って結構多くてそうゆう子に何回も告られてきたからこの子もかなって思ったんス。だから初め断ろうと思ったんス。でも・・・・木村さん告る時俺の顔見てくれたんすよ!!木村さんにとっては無意識だったかも知んないすけど俺今まで目があった状態で告られたこと無かったんス。だからこの子とならって思ったんス」
突然告げられた黄瀬君の言葉に私の頭は上手に働いてくれなくて少し焦って言葉を紡ごうとした私に黄瀬君は待ったをかけた
「もう少し話聞いてくださいっス」
私は黙ってコクリと首を傾けた
「だから木村さんと付き合うって決めたとき俺は絶対この子を幸せにするって決めたんス。
だから木村さんに聞きたいことがあるっス・・・・・・・・・・・・
木村さんは俺といて幸せっスか?」
私は幸せだったのかな?
黄瀬くんに言われて改めて考えてみた
黄瀬君が女の子と話してるのを見るのはつらかった
黄瀬君が女の子に笑いかけてるのを見るのは苦しかった
黄瀬君が私を見てくれていない時は悲しかった
だけど・・・・
だからこそ・・・
「私は幸せだったよ」
そうなの私は・・・
「今も私は幸せだよ」
私に気付いて手を振ってくれたときは嬉しかった
私と一緒に話をしてくれたときは楽しかった
部活で疲れてるのに私の為に作ってくれる時間は私にとって大切なものだった
だから・・・
「私は黄瀬君が私に気付いてくれたり手を振ってくれたりするだけで幸せだよ!!
黄瀬君がバスケ楽しそうにしてるの見ると私も楽しくなる!!」
そう言って黄瀬君に笑えば
「有亜っちが幸せなら俺も幸せっす」
黄瀬君は私に対して笑ってくれて
今まで見てきたどんな黄瀬君の笑顔よりもその顔が可愛くてかっこよく見えた。
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はい!やっと終わりました(>_<)
駄文乙!!
ここまでお付き合い頂いた心やさしい読者様
最後こんなですいません
私の文才じゃこれが限界です涙涙
最後まで読んで頂き有難う御座いました(^^♪
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