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突発的小説群



冬の澄んだ空気の中で、太陽が西に沈んでゆく。
カーテンのなくなった窓から、その日が射し込む。
何もない部屋にふたりきり。
今まで何度も重ねたはずの唇が、少しだけ冷たくて。
けれど確かに貴方のソレだったから。
絡めた舌と貴方の味だけ、覚えておこうと思った。

――合わせた唇の柔らかさだけが、今の俺の真実――

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あきゅろす。
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