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好きなんだけど!
好きなタイプ(有村)




好きなタイプ

笹川さんと有村さん



「なぁ、お前の好きなタイプってどんな子?」

「何いきなり」

「ただの世間話」

「興味ねー」

「はあ!?なんだそれ、巨乳か、巨乳が好きなんだろこのムッツリが!」

「誰がムッツリだ。そーゆうアンタはどんなのがタイプなんだよ」

「俺は美乳派だな」

「胸から離れろ」

「今まではオネーサンにかわいがってもらったから、そろそろ若い女の子もいいかなー」

「どれぐらいの?」

「20代前半とかよくねー?」

「10代だと犯罪臭いからな」

「しっかりしてるくせにたまに弱み見せて甘えてきたりとか、スゲーキュンとする」

「…笹川さん、俺今日腹痛いんだったわ」

「えっ、大丈夫?さっき普通に飯食ってたよな」

「みんな心配するからがまんしてたの。今日うち来て看病して」

「それはいいけど……帰る前に病院行った方がいいだろ」

「いや、それはいい」

「はーん…お前病院こわいんだろ」

「……は?」

「やっぱガキだな。一緒に行ってやるから大丈夫だ、な?」

「な?じゃねーよ。その勝ち誇った顔やめろ」

「いだだだだだだ!わかった!病院行かねーから!」

「アンタと遊んでたら腹へってきたわ」

「むー…なんだったら食えそう?」

「カツ丼」

「お前、腹痛いんじゃなかったの?」

「治った」

「若いって神秘だな」






(あれ?治ったなら俺来なくてよかったんじゃねーの?)

ご飯中に気付く





キュンとはしてもらえなかったけど、結果オーライ





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あきゅろす。
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