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超ミニミニ小説 〜一日に一回更新…できたらいいな的な何か〜 一日に一回、日課としてミニミニ小説が書ければなぁ〜という企画部屋です!ジャンルは様々、カプも様々です!
2008-06-07(土)
きょっ…今日はダメなんだからぁ〜っ!!(野々東)

「だっ、ダメ!」
「…どうしてですか?」

野々原は康太郎にキスをしようと顎を優しく掴み、顔を近づけようとした瞬間に寸止めされた

「きょっ…今日は…ダメな日で…その…」
「坊ちゃまは女の子なんですか?女の子のアレじゃあるまいし…;;」

野々原は苦笑いをした…

「とにかくダメ!絶対ダメだかんな!」

康太郎は必死に拒絶した...

「そっ、そんな坊ちゃま……私のこと、嫌いになったんですか?はっ!さてはヒナギクさん…?」
「狽ゥっ、桂さんが関係ないっ!」
「…じゃあちゅーだけでもいけないんですか?」
「しっ、したいのはやまやまなんだけど……無理」
「へ?どうゆう意味ですか?」

康太郎は自分の手で痛そうに頬を押さえた

「じ、実は…口内炎が…」
「口内炎?見せてください!」
「買_メ!本当に痛いんだからぁ…」

康太郎は涙目で抵抗した...

「むぅー…」
「…全然可愛くないよ、野々原;;;」
「じゃあフレンチキスなら大丈夫ですよね?」
「え?あ…まあな…」

さすがに野々原に悪いと思ったのか、康太郎ははっきりと拒絶はしなかった。

「じゃあおかまいなく♪」
「絶対にベロ入れちゃダメだかんな!」

野々原は康太郎の頬にそっと手を添え、優しく唇を重ねた...

「ん……」

康太郎は野々原の唇の感触が気持ちいいのか目を瞑り、完璧にリラックス状態であった………が、

「狽ん〜っ!!!?にぎゃ〜っ!!!!」

康太郎は思いっきり野々原を突き放した

「痛っ…」
「痛いのはこっちだよ!ベロ入れるなって約束だったろ!?」
「…は?」
「へ???」
「坊ちゃん、言っときますが私はドSですよ?」
「…;;;」
「ダチョウ倶楽部のアレと一緒ですよ、前置きに『押すなよ!押すなよ!』って言ったら押してくださいってサインなんですよ♪」
「僕はお笑い芸人でも何でもない!ってかマジで懇願しただろ??!!」
「むぅー」
「だからそれ可愛くないって!!!」
「もうね、わかりましたよ」

野々原は強引に康太郎を抱き寄せた...

「え…?何…?何なになに???;;;」
「坊ちゃん…」
「狽「〜や〜っ!!!!」


***


【翌日】

「いひゃい…」
「あれ〜?野々原、ほっぺ押さえてどうしたの〜?」
「口内炎って…移るもんなんですね…」
「ねえ野々原、僕キスがしたいな♪ディープキス」

痛がる野々原の横で康太郎は舌をチロッと出した

「…覚えててくださいね、坊ちゃん…っ!!!!」

どうなる?!東宮康太郎!!!!
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