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日記
日々の呟きや小話や更新情報など
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2013-11-07(木)
いやはや……

ははは……アイコンがまだハロウィン仕様でしたよ
気づけばもう11月だったというのに
今年こそハロウィンで一つ書きたいネタがあったのに口惜しい
でも今月はジェイドの誕生日があるし!!今年も祝ってない感満載の話を書きたい…書きたい……時間ぷりーず
って事でこの頃また慌ただしい日々を過ごしてました
人がどんどん辞めていくのに新人さん誰もはいってこないし、今月半ばには入院する人がいるし、旦那さんの扶養関係のため家庭もちパートさんは日数調整しているし
って事で使われやすい私がはいる事が多いです…しくしく……
たまの休みは「オタクな事がしたい」と意気込むのですが、おろそかになっている事をまじめにやってたらあっという間に一日が終わる日々です
美容室にいく時間のやりくりすら出来ず、自宅で妹に縮毛矯正とカットをしてもらいました
やっともっさりヘアから脱却しました。ふひー、満足満足
あとはオタな事あれこれしたいよう…
この前、無理くりに地元でやっていたエヴァ展を観に行ったことだけが…心の糧でした…ううう
この頃の私といえば、書きかけの話の続きを書こうとしても「……で、これからどうするつもりでしたか?」と一週間前の自分に問い詰めたい気持ちになったり
「これは果たして可能なのだろうか……」とえろすについて色々考えてみたり
あー、ヴァンせんせーうっかりミスで私と籍入れてくんねーかなーと一人夢見たり
バイトの子からありがたくもバンプのライブグッズをタダでいただいたり
家族が行きたいというので日帰り強行で(なにせ朝の五時出発)出雲大社からの広島の宮島ドライブにいってお土産を配ったら一人から
「知ってます?出雲大社って縁切りで有名ですよ、ふふ」と意味不明なコメントをお土産お礼と共にをコミュニケーションノートに書かれたりな日々でした…
早く昔のように引きこもり生活に戻りたい


拍手パチパチ有難うございますー いつもいつもいつも本当に本当にありがとうございます
放置気味すぎて本当に申し訳ないです




去年の夏くらいになのですが、一つ話が浮かんで「あー、これコピーでいいので本という形にしたいなあ」と考えてて
でもコピーどこですればいいんだろ、とモダモダしてたらオンデマだと10部からできるときいて、自分のちょっとした記念だし
お友達に配るくらいならそれで十分足りるだろう(というかそれでも余るのですが)と思い、自分の趣味の事なので自分のお金で…とバイトを始めたのはいいけど
そっちの方に振り回されて話を書く時間とか余裕を持てないまま一年近く。うーん……これは諦めてオンでちょっとずつ書き進めようかなあ、とかも考え始めてたりしてます
一回、本当に一回だけ、本をつくってみたかったなあ…。何年越しでもいいから頑張ってみるべきかしらん。いやでも私に長編は書けない気がする…とモダモダもしてます

とりあえず書きかけですが、さわり部分だけ
エピローグ後のガイのお話





月光を受けたセレニアの花が、仄かに光っている。
さあっと渓谷を流れる風に誘われるかのように、ティアが振り返る。
青白い月を背に、赤く長い髪を揺らして青年が立っている。

「約束したからな」

それは、彼の声でも、そしてもう一人の彼とも違う、静かで穏やかな声が皆の耳を震わせた。
一瞬にして極まった感情と共に、ぴりりと産毛が総毛立つような感覚にガイは襲われる。
ゆっくりと駆け寄ろうとする足を、いくなと誰かが掴んでいるような錯覚。
現れた青年に一番近くに駆け寄ったティアが、あと数歩のところで足を止める。
二人の間にどんな会話がなされたのかはわからない。
ただ、ティアはその場に凍りついたように動かず、細い肩を小刻みに震わせた。
それに呼応するように、ガイも足をとめた。
これ以上距離を詰めることを躊躇う。
その時、自分が殿でない事にガイは気づき、ゆっくりと振り返る。
視線の先にはジェイドがいた。
初めてみる彼の表情に、言葉はなくともガイはすべてを理解した。



なんら拘束をもたない約束に縋ってきた二年が、ついに終わったのだと。
終わってしまったのだ、と。
静かにガイは悟った。




**********


「おはようございます、ガルディオス伯爵」
「おはよう。今日の君はまた一段と素敵だね。その髪型もとても似合ってるよ」
爽やかな笑顔と共に、一瞬にしてメイドの頬を色づかせる言葉をガイは投げる。
ふと、脳裏に過去のやり取りが鮮明に浮かぶ。
『ばっか、んな事いうからむこうが勘違いするんだろ』
少年の声も表情も色褪せる事無く再現される。
ああ、その時俺はどう言っていたかな。
『仕方ないだろ。思ったことが口から出てくるんだから』
『なーにが思ったこと、だよ。女嫌いのくせに女タラシでどうすんだよ』


「おやおや。朝からガルディオス伯爵がメイドを口説いていらっしゃる。そういうところまで陛下に似なくていいんですよ」
過去へと飛んでいたガイの意識は、背後からの馴染みのある声により引き戻される。
「おっと、ジェイドのだ…。カーティス中将、おはようございます」
「おや、私には甘い褒め言葉のひとつもないんですか」
やれやれと大げさなため息をつくジェイドに、ガイの口の端がひくりと引きつる。
「今日も、朝から嫌がらせが冴え渡っておいでで」
「あなたも朝から男女差別に勤しんでおいでだ」
いつもながらの切り返しにやれやれと眉尻をさげる。口では到底敵わないのだから早々に降参するにかぎる。
「それでは陛下の私室までご一緒しましょうか」
ジェイドの言葉に頷き、連れ立って宮殿の中を歩いて行く。
「また徹夜で書類を書き上げたのかい」
少し疲労が差しているジェイドをみて問いかけると、肩をすくめてみせる。
「ええ、明日には出立ですから」
どこに、と言わなくてもガイは行き先をよく知っている。
「…………あいつによろしく言っておいてくれ」
『彼』をまだルークとは呼べないガイの心情を汲んでジェイドは頷く
「わかりました」



『ルーク』が帰還した事でキムラスカ王国といかないまでも、ここマルクトも歓喜に湧いた。
ルークはこの二年で英雄とされ、彼の生涯をドラマチックに綴った英雄譚はオールドランドの大ベストセラーとなっている。
悲劇性を殊更強調し、彼を過剰なまでに美化したそれをガイは蛇蝎の如く嫌い、1ページも捲ることはなかった。
だが皮肉にもその書物が、まだ根強かったレプリカへの偏見に一石を投じ、保護法案への採決への強力な後押しともなった。
「ルーク」は、マルクトでも大人から子どもまでが知っている人物になっている。
その英雄の帰還から程なく、キムラスカから正式に彼の健康状態をジェイドに一任する依頼が届いたのだ。
名だたる医者達も「ビッグバン現象」は専門外であり、第一人者のジェイドに白羽の矢が立つのはごく自然な流れだった。
明日にはアルビオールに乗りベルケンドへと出立する事になっている。


「そういえばふられてしまいましたねえ」
曖昧な言葉を投げて、相手を心を乱して、嬉しそうに微笑む。
昔から変わらないジェイドのそれに、ガイは大げさなため息をこぼす。
「こっちも忙しいんだよ。第一軍人さんに俺がついていく必要もないだろ」






エピローグ後、ルークの幻と暮らすガイの話
他にジェイドと帰還ルーク(アッシュ)とか陛下とかが絡んでくる感じで
ゲーム基準でのエピローグ後のガイをきちんと書いた事がない気がして
のんびり書けていけたらいいなあ……






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