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名前変換無極短小説 ※狂・グロ・微裏…含有※ shortの小ネタになるので内容が被ることがあります
2011-04-24(日)
姫が王子で王子が姫で(赤)



嗚呼、またか。


ふわりと感じた浮遊感、ゆっくり流れる景色を眺める。

(ごめんピカチュウ)

オレが盛大に段差で躓いたことによって恐らく頭に乗っていた相棒は空中に放り投げ出されていることだろう。痛いから早く終わると良いなとぼんやりと浮遊感に身を任せていると何かがオレの腰と腕を掴んだ。


「あっぶな…っ!大丈夫かっ!?」


視界に広がる顔。


「………」


呆けるオレ。
パチパチと瞬きをすると男(恐らく綺麗な部類だ)がにっこり笑った。


「良かった、綺麗な顔に傷がつくところだったね!」


(綺麗なのは貴方の方だろ…)


「ライチュウ、彼のピカチュウは無事かい?」


「ピカ」


切れ長の瞳の落ち着いた雰囲気のライチュウがオレのピカチュウをお姫様抱っこしていた。ピカチュウの目がハートになっている。


すっと支えを解かれてオレは自力で立ち上がった。そうか、助けられたのか。


「…ありがとう、ございます」


「うん、君は良い子だね。気をつけると良い。大切な顔と体だ」


ドキ


(………何だ、心臓が…?)


「気をつけるんだよ、赤い少年!」

















(って言う出会い)
(え、どんだけ男前なんだよお前の彼女)







※綺麗な男→男前ヒロイン
ライチュウ→宝塚みたいな♀
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Ciao!Ciao! Buonanotte!
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