お笑いコンビ「品川庄司」の品川祐が、品川ヒロシ名義で映画初監督に挑んだ『ドロップ』が、20日(金)に全国144スクリーンで公開され、素晴らしい出足を見せた。20、21、22の3日間で観客動員19万7000人、興行収入2億4781万円を記録。『ヤッターマン』や初登場の『ワルキューレ』など拡大公開作品にはかなわなかったが、1スクリーン当たりでは、100スクリーン以上の公開作品では最も高い数字となった。 『ドロップ』は、品川が自身の青春時代を描いた小説を映画化した作品で、成宮寛貴と水嶋ヒロの2人が出演。客層は、中高生から20代の男女中心で、原作の知名度の高さ、成宮と水嶋の人気をはじめ、テレビを中心とした宣伝効果などがヒットの要因とみられる。製作は角川映画、吉本興業、NTTドコモの3社。配給の角川映画は、興行収入10億円以上を見込んでいる。