MS-14B
高機動型ゲルググ
GELGOOG HIGH MOBILITY TYPE
頭頂高：19.2m
本体重量：53.5t
全備重量：76.8t
出力：1,440kw
推力：79,900kg
センサー有効半径：6,300m
装甲材質：超硬スチール合金
主な搭乗者：ガースキー･ジノビエフ
武装
ビームライフル
ロケットランチャー
360mmジャイアント･バズ
MMP-80マシンガン
ビームナギナタ
シールド
高機動型ゲルググは、先行量産型(YMS-14)や量産型(MS-14A)の背面パネルに高機動バックパック(B型バックパック)を換装した機体。
基本的に宇宙用とされており、重力下では宇宙空間ほどの驚異的な機動性は発揮できないが、地上での運用も可能である。
主にエースパイロットやベテラン兵が愛用した機体で、この仕様から更にビームライフル分の出力をも推力に回すため、自ら実弾武装を選択して装備するパイロットもいたという。
先行量産型ゲルググ24機が配備されていたキマイラ隊には、機体と同時に12機分のB型バックパックが支給され、C型バックパックと併用して使用されている。
ゲルググは計画当初から各種換装用装備が用意されており、バックパックを換装するなどの簡単な作業で高機動型ゲルググ(MS-14B)やゲルググ･キャノン(MS-14C)への仕様換装が可能であった。
キマイラ隊ではパイロットの好みや作戦内容によって同一機体を様々な仕様に変更して運用したという。
また、同じく先行量産型ゲルググを受領したシャア･アズナブル大佐にもB型バックパックが届けられており、高機動型ゲルググ仕様に換装したシャア専用機の写真も発見されているが、彼は実戦でB型バックパックを使用することはなかった。
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