MS-06F-2
後期量産型ザクU
ノイエン・ビッター専用機
ZAKUU
NEUEN BITTER USE
全高:18.0m
頭頂高:17.5m
本体重量:49.9t
全備重量:70.3t
出力:986kw
推力:53,400kg
装甲材質:超硬スチール合金
搭乗者:ノイエン・ビッター
武装
MMP-78マシンガン
280mmザク・バズーカ
ヒートホーク
シュツルムファウスト
ハンドグレネード
本機は、ジオン公国軍将校から「武人の鑑」と賞賛された生粋のジオン軍人ノイエン・ビッター少将の乗機。
ノイエン・ビッター少将専用機として多少のカスタマイズは施されているが、背部に追加ロケットブースターを装備し、空中への急速上昇が可能となっている以外、基本的な性能はほとんど一般のザクUF2型と変わらない。
ノイエン・ビッター少将は、一年戦争時にはジオン公国地球攻撃軍東アフリカ方面軍第3突撃機動師団の司令官を任されていた人物であり、部下たちからの信望も厚く、有能な指揮官として一年戦争を戦い抜いた。
一年戦争初期の地球降下作戦時は、大佐としてMS-06SザクU指揮官用にも搭乗し、欧州方面の制圧戦に参加したといわれている。
終戦協定締結後、彼は地球連邦軍に下ることなく、廃棄されていた東アフリカのダイヤモンド採掘鉱山跡を改造したキンバライト基地で、再起を図るために多くの兵士達と共に3年もの間過酷な雌伏の時を過ごした。
ろくな補給も見込めない潜伏生活で3年間基地を維持し、基地内の人員を掌握していたこと、また、ザビ家の関係者でもないのに少将という高い階級を与えられていたことから、彼の指揮官としての実力の高さ、および人望の厚さがうかがえる。
宇宙世紀0083年、ジオン公国再興のために「星の屑作戦」遂行の任務を帯びて宇宙から下りてきたジオン公国残党軍「デラーズ・フリート」のアナベル・ガトー少佐に対し、ノイエン・ビッター少将は、ボブ中尉、ゲイリー少尉、アダムスキー少尉ら3人のパイロットを支援要員として派遣した。
また、オーストラリアの地球連邦軍トリントン基地からRX-78GP02Aガンダム試作2号機サイサリスを強奪したものの、地球連邦軍の追撃により宇宙への帰還手段を失ったアナベル・ガトー少佐をキンバライト基地に迎え入れ、彼とRX-78GP02Aを宇宙へと帰還させるため、基地にたった1機だけしか保管されていなかったHLVを提供している。
アナベル・ガトー少佐を追撃する地球連邦軍のペガサス級強襲揚陸艦アルビオンの存在を察知した際は、HLV打ち上げのための時間を稼ぐべく、基地に保有されている残存モビルスーツ全機をもってアルビオン隊を攻撃。
ノイエン・ビッター少将自身も本機に搭乗し、敵MS部隊と互角以上の戦闘を行った。
この戦闘において、ノイエン・ビッター少将はペガサス級強襲揚陸艦アルビオンを撃沈する寸前という所まで肉薄するも、敵のRX-78GP01ガンダム試作1号機ゼフィランサスの狙撃によって撃墜され、戦死している。
ノイエン・ビッター少将の命を賭した戦いにより、アナベル・ガトー少佐の搭乗したHLVの打ち上げは無事に成功した。
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