MS-14C(YMS-14)
ゲルググキャノン
トーマス・クルツ専用機
GELGOOG CANNON
THOMAS KURTZ USE

頭頂高:19.3m
本体重量:55.8t
全備重量:79.8t
出力:1,440kw
推力:73,900kg
センサー有効半径:6,300m
装甲材質:超硬スチール合金
搭乗者:トーマス・クルツ

武装
RA-2型ビームキャノン
ビームライフル
360mmジャイアント・バズ
ロケットランチャー
3連装ミサイルランチャー
ビームナギナタ
バックラーシールド

本機は、ジオン公国突撃機動軍特別編成大隊「キマイラ」隊に所属するエースパイロットの一人、トーマス・クルツ中尉の専用機。
25機製造され、キマイラ隊に24機が配備されたYMS-14先行量産型ゲルググのうちの1機である。
トーマス・クルツは宇宙世紀0057年に地球で生まれ、一年戦争開戦前は地球連邦空軍に所属していた。
しかし、一年戦争勃発と同時にジオン公国に亡命。
亡命理由は家族がサイド3出身だった、もしくは家族がサイド3に住んでいた為とされているが、連邦空軍所属時代の教官グレアム・クライトン特務曹長に裏切られたことが原因だという噂もある。
ジオン公国軍入隊後は、連邦軍所属だったことを考慮され、地球攻撃軍第5地上機動師団所属の特殊部隊「G-27」に配属された。
「G-27」ではMS-07Bグフに搭乗し、ゲリラ戦法を駆使して戦功を上げエースパイロットとなっている。
その後、「G-27」所属時の功績を買われ、エースパイロット部隊として編成されたキマイラ隊に配属された。

本機は、先行量産型であるYMS-14にビームキャノンパック(C型バックパック)およびC型頭部ユニットを換装したゲルググキャノン仕様であり、腕部には状況に合わせてバックラーシールドや3連装ミサイルランチャーを装備したといわれている。
当初はグレーのツートンカラーで塗装されていたが、後にダークグリーンとサンドブラウンのスプリンター迷彩が施された。
トーマス・クルツが「G-27」所属時に搭乗していたグフも同じグリーンとブラウンのカラーリングで塗装されていたが、このスプリンター迷彩という特殊迷彩は、キマイラ隊所属機のうち数機に採用されていたとされている。
トーマス・クルツは本機を駆り、ア・バオア・クー攻防戦に参加したが、この戦いにて戦死した。
ア・バオア・クー戦にて宿敵クライトン特務曹長との死闘の果てに相討ちとなったという噂もある。
キマイラ隊の所属隊員達のほとんどは、ア・バオア・クー攻防戦に参戦した記録を最後に行方不明となっているが、トーマス・クルツは正式に戦死と記録されている数少ない一人であった。
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