MSN-02R
高機動型ジオング
ZEONG HIGH MOBILITY TYPE

全高:23.0m
頭頂高:17.3m
装甲材質:超硬スチール合金

武装
有線制御式5連装メガ粒子砲×2
頭部メガ粒子砲
腰部メガ粒子砲×2
プラズマリーダー×2

高機動型ジオングは、MSN-02ジオングの機動性を更にアップさせた改造機。
ジオングは脚部を廃して宇宙戦に特化することで機動性の向上が図られていたが、脚部によるAMBAC(能動的質量移動による自動姿勢制御「Active Mass Balance Auto Control」)が不可能なためMSとしての運動性能は低下していた。
これを改善するため、高機動型ジオングは肩部に可動式スラスターを増設しており、スラスターの向きを変えるだけで失速する事なく急激な方向転換が可能となっている。
また、スカート部分のバーニアも、より強力なものに換装しており、モビルアーマーをも越える機動力を手に入れた。
武装は、両腕部の有線制御式5連装メガ粒子砲、および頭部メガ粒子砲と腹部メガ粒子砲はそのままで、肩部スラスターに有線制御式プラズマリーダーを追加している。
プラズマリーダーとは、搭載された熱核反応炉によってプラズマ結界を発生し、結界内部に捕らえた敵機にダメージを与えるもので、結界内部に入ってしまえば敵味方の区別無く攻撃が行われるため運用が難しい。

宇宙世紀0079年末、ジオン公国突撃機動軍のエースパイロット「赤い彗星」ことシャア・アズナブル大佐がジオングに搭乗し、ア・バオア・クー攻防戦に出撃しているが、宇宙要塞ア・バオア・クー内のMS工廠には未完成のジオング2号機と3号機が残されていた。
この未完成のジオングの内、どちらかが本機に改造される予定だったといわれている。
しかし、間もなくア・バオア・クー要塞は陥落、高機動型ジオングが完成する前にジオン公国軍の敗戦で一年戦争は終結した。
ア・バオア・クー工廠に残された未完成のジオングは、終戦直後、地球連邦軍が発見し接収されているが、連邦軍の隙をついたジオン公国軍残党が3号機を回収したという。
ジオング3号機は後にジオン公国軍残党によって脚部を増設したパーフェクト・ジオングへと改修されている。
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