MS-18E
ケンプファー
KAMPFER

頭頂高:17.7m
本体重量:43.5t
全備重量:78.5t
出力:1,550kw
推力:159,000kg
センサー有効半径:6,100m
装甲材質:チタン合金セラミック複合材
主な搭乗者:ミハイル・カミンスキー

武装
197mm専用ショットガン×2
360mmジャイアント・バズ×2
シュツルムファウスト×2
ビームサーベル×2
60mm頭部バルカン砲×2
チェーンマイン
シールド

ケンプファーは、ジオン公国軍の強襲用モビルスーツ。
大推力のスラスター及び姿勢制御用バーニアを全身に装備しており、たとえ地上であっても前傾姿勢で低空を滑走することが可能であった。
機体のジェネレーター出力を割いてしまうビーム系の射撃兵装を避け、実体弾系兵装のみを装備しており、連続した攻撃を行っても機動力には支障が出ないよう意図されている。
格闘用兵装として両大腿部に1基ずつ、計2基のビームサーベルを装備しており、これが本機唯一のビーム兵器であった。
機体の各部にマウントされている武装は、弾薬を全弾射耗した後に専用ジョイントパーツごと破棄することが可能となっており、機体のデッドウェイトにならないよう設計されている。
また、特務部隊などでの使用を想定して開発されており、機体を分解した状態で搬送し、容易に組み立てることが可能であった。
極めて優秀な機体で、徹底した強襲戦特化により爆発的な攻撃力を持つ。
その戦闘力は地球連邦軍のRXシリーズにも引けをとらない程である。
一方で徹底的な軽量化による高速性・高機動性追求のため、前傾姿勢時に正面から見える部分以外の装甲は非常に薄い。
正確な生産機数は不明だが、YMS-18プロトタイプ・ケンプファーでの運用試験を経てロールアウトした機体は、主に特殊任務を行う部隊へと配備されており、一年戦争終戦直前に数機が実戦投入されている。
また、一年戦争終戦後にジオン公国残党軍「アクシズ」でも運用されていた。

一年戦争末期、ジオン公国突撃機動軍特務部隊「サイクロプス」のミハイル・カミンスキー中尉が本機に搭乗し、サイド6リボーコロニー内部で戦闘を行っている。
高い機動性を生かし、迎撃に出た地球連邦軍強襲揚陸艦グレイファントム所属のMS部隊「スカーレット隊」を全滅に追い込んだ。
その後、作戦目標であるRX-78NT-1ガンダム・アレックスと戦闘になるが、チェーンマインでの攻撃をチョバムアーマーに阻まれ、腕部90mmガトリングガンの反撃により破壊されている。
宇宙世紀0084年には、惑星間巡航用核パルス推進ブースター仕様「シルバー・ランス」の制御用ユニットとしてケンプファーが搭載されていた。
ジオン公国軍残党テロ組織「狼の鉄槌」が計画した、気化弾頭によるジオン共和国への攻撃を行うため、リリア・フローベール中尉がシルバー・ランスに搭乗するが、サイド3近海でジオン共和国軍と地球連邦軍により阻止されている。
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