見詰めて、また口付けをすれば、潤んだ瞳で少しばかり微笑んだ。
可愛い、可愛い俺の愛しい人。
さぁ、これからが本番ですえ?
「次は俺の事も気持ちようしてくださいね?」
言いながら、手に残った彼の欲を彼の尻の間にねっとりと撫で付けた。
「・・・何・・・するん?」
「坊のお尻で、俺を受け止めてくださいね?」
「尻・・・?」
にこりと笑いかけ、髪を撫でてやり、俺はその場を少し下がり、持ってきたローションを取り出した。
「何・・・?それ・・・?」
「まさか使たことないとは言いませんやろ?」
「?」
手にとぷりとジェル状のそれを流しだし、坊の足を少しばかり乱暴に左右に開く。
「っ!!柔造?!」
「ちょっと冷たいけど我慢してくださいね」
「えっ?!なっ?!ひっ!!!!」
尻の穴の辺りにたっぷりとローションを撫で付け、何の躊躇もなしに俺はその孔へと指を宛がった。
男の尻の孔など、存外、物を受け入れるものではないのだから、きっととてつもなくきつく抵抗があるだと思っていたのだが、すぐにくぷりと指はその穴へと沈み込んでいった。
「っ!!!!じゅうぞっ!!!」
坊の手が俺の肩を掴み、泣きそうな表情で俺を見上げる。
恥ずかしさ故にか、足を閉じようとするけれど、体を間に入れそれを制止する。
「流石に柔らかいですねぇ。もう、これだけで指が入ってしまうやなんて」
「っ!!!嫌・・気持ち悪いっ!何してるんやっ?!」
「何もなんも、指入れて解さなあきませんやろ?」
「なんで・・・?」
「それとも、ここを慣れささんと、そのまま受け入れられるほど、坊のここはそないに使てはるんですやろか?」
「?!」
「せやけど、まぁ、滑りがええ方が、お互いに気持ちよくなれますよって」
ずぷりと人差し指を付け根までゆっくりと差し込んだ。
「っあっ!!!!!」
坊の温かな粘膜が俺の指をきゅうきゅうと締め付ける。
「流石に慣れてはる言うても、この中はきついですねぇ」
「あっ・・・んっ・・・何・・・言うて・・・?!」
ぐりと指を回せば、ビクリと背中を仰け反らす。
「ひっ!!!」
「こないに柔らかかったら、もう1本すぐに入れますね?」
押し広げるように指をもう1本ぎゅうぎゅうと差し入れた。
「ひあっ!!!!あっあっ・・・・・!!!」
「余裕で入りましたわ」
少し嫌味を含め、わざとらしい笑顔を作って坊を見詰めれば、ひくりと喉を鳴らした。
「気持ちええですか?」
「あ・・・・あ・・・・」
ぎゅうと俺の服を掴んで離さない。
ぽろぽろと涙を零し始める。
ホンマに可愛いて仕方がない。
***************
昨夜はあれから結局坊が気を失うまで、散々と欲を放ち続けた。
事後、風呂にも連れて行けなかったので、お湯で濡らしたタオルで体を綺麗に拭き、中に何度も放った欲を掻き出し、シーツを替え、そのまま俺は自室へと戻った。
今日はまだ一度も彼とは顔を合わせてはいない。
夕方辺りになると、弟が学校から帰ってきた。
少し様子も気になったので、弟にそれとなく坊の様子を伺えば、
「なんや珍しく熱出しはったみたいで今日は休みやったよ」
そう言った。
熱?
昨日、もしかしたら無理をさせてしまったのであろうか?
いくらそう言う情事に慣れている体だとは言え、ああ立て続けに何度もイかせてしまったのは、流石にきつかったのだろうか。
それにも昨日はゴムも付けてはいなかった。
腹に何かを出されれば、体調を崩すと言う知識を何処かで聞いた気がする。
やはり体格は少々大きくとも、年はまだ子供の年齢。
流石に無茶をしたかも知れないと気になり、俺はそのまま坊の部屋へと足を向けた。
トントンと軽くノックをして、半日振りに彼の部屋へと訪れる。
「坊。失礼します」
そう、声を掛け扉を開ければベッドの上で布団を被り丸まっている姿が目に入った。
ベッドの側まで行き、覗き込めば、まだ眠っているようだ。
目を閉じればまだまだ幼さを残す表情に、ふっと愛しさが募る。
これが夜になると、ああも淫らになるものか、と、昨夜の事を思い出してはうっとりとした。
髪を撫でれば、気配を漸く感じたのか、うっすらと瞼が開いていく。
「坊・・・・」
「ん・・じゅ・・・・ぞ・・・・?」
「ご気分はどないですか?熱出しはったって聞きまして」
「ん・・・・しんどい・・・」
「少し無茶が過ぎましたかね?」
額に手を当てれば、まだ熱は下がりきっていないようだ。
「お薬は?」
「・・・・・朝飲んだ」
「昼は?」
「寝てた」
「せやったらなんか食べ物と薬持ってきますね?」
「後で良い」
返す声が掠れているのは、昨日散々に鳴かせすぎたせいだろうか?
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